世界平和への祈り
世界平和への祈り
〜 「世界平和への祈り」- マンダラ画作成のプロセス 〜
2007年の夏、カナダのバンクーバー市に滞在していた時に「世界平和への祈り」という題名のマンダラを描き始めました。
このマンダラを描き始めた時、最初は白いゲルペンを使って、円が沢山次から次へと現れました。コンパスを持って、「この位の大きさ」、「この位の大きさ」、「この位の大きさ」、という感じで丸が重なっていったのです。次は、マンダラの中心から円が重なるところへ鉛筆で線を通して行きました。すると突然、インスピレーションを受け、ロスアンゼルスで数ヶ月前に買った女性の体のカタチをした型の事を思い出しました。
女性の型を線の上に描き込んで見ると、なんと、大きな円の中にぴったり...。そして、全部の線の上に描いて行くと、皆、手を繋いでいました。 マンダラの中に12人の方が手を繋いで現れたのです。この、描かれている12人の方々は、計ったり、計算をしたりしていないのに自然に現れたので、とても驚きました。何か奇跡を拝見させて頂いた気分でした。 その次に、もう12人の方達が現れ、またビックリ...2人おきに手を繋いでいました。
先に現れた12人の方々は、虹色に点で埋まって行きました。12人の虹色の方々は、 宇宙全体に存在している方全てを表していて、 私達人間、そして私達のエッセンス(真髄/神髄)も表していると感じました。これから、私達一人一人が自分の本質に目覚め、幸せに、平和に、協力をし合いながら一つになり、地球と暮らす...そんな時を示しているのだと感じました。
この円の方々は、皆平等。一人一人が重要で大切な円の一部で有り、光の点でも有る。そして、皆心が輝いている。色や、外見が違っても手を繋いで一つの円の中で調和がとれている。そして、宗教や生き方、考え方、感じ方、物事の捉え方どんなに違っても慈愛の心から接している。「世界平和への祈り」のマンダラはこいう世界を、そしてこれからの人類の可能性を表しています。
〜「 世界平和への祈り」のマンダラを描き始めたきっかけ 〜
2007年の夏、バンクーバーで日本人のお友達二人とお昼を食べながら会話をしました。その友達たちは、こう言いました...「どうしても日本に帰ると精神的に疲れて、体の調子が悪くなってしまうし、バンクーバーに居る時の幸せ間を忘れてしまうのよね〜。」「周りの人達は皆、生きていくのに精一杯で仕事や家庭に対する責任で毎日が追われてしまっているみたい。」「それを見ている私も疲れてしまうの。」
私は、その話を聞いて、それは日本人だけではなく、世界で多くの皆様がそんな経験をしているのではないかと思いました。誰もが幸せになりたい、愛されたい、愛したい、そして自由でいたい、と心から願っているのではないでしょうか・・・?
友達と会ったその晩から「世界平和への祈り」のマンダラが現れ始めました。このマンダラは、私だけではなく「世界中の皆様全員んが本当の幸せに満ち溢れますように」「そして自由でありますように」と心の底から祈りながら描かせて頂きました。私は、この祈りに心を100%捧げさせて頂きたいと願っています。
マンダラのイベントや集まりは、世界中の皆様とこの願いを通してハートで繋がり、このマンダラのように円になって、私達は常に一つだという経験をする機会だと感じています。もし宜しかったら、何処からでもイベントや集まりと同じ日時に、ハートを通して繋がってみて下さい。
アメリカと日本が虹色の糸で繋がり、世界に愛と平和の光が広がりますように・・・
心から愛と感謝を込めて、
鯉沼香帆